岡山県井原市|Everybody is a star!

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何もないから挑戦できる。子どもたちが思い出す地域に

何もないから挑戦できる。子どもたちが思い出す地域に

「何もないところが良い」。あけすけにそう語ってくれたのは、地区の賑わいづくりに取り組む山下さん(写真右)。朝市の開催や子どもたちとの交流などを通して、地域の未来を見つめていました。

山下さんは、地区のまちづくり組織「いきいき稲倉まちづくり協議会」の副会長。協議会には4つの部会があり、地域住民と協力して「稲倉いきいき朝市」を月1で開催するなど、地域の課題を解決すべく、様々なイベントを実施しています。

部会の一つ「ふれあい交流部」では、お隣の県主地区で行われる「かかしコンテスト」に出品したり、ハンドベルサークル「ハッピー、ハッピー」を結成したりするなど、交流事業を行っています。さらに子どもたちにも活動に参加してもらうべく「よさこい夢チーム」という踊り連を結成。井原夏祭りや、稲倉夏祭りなどにも参加していたそうです。

変革期の今、稲倉地区を変えていきたい。

休耕地の再利用についての検討や、子どもたちとのホタル見学などの活動を行ってきましたが、子ども達の成長とともに参加が減り、活動が縮小していたことから、より多くの子どもたちの参加を促すための声かけを行っているのだそうです。

現在、稲倉小学校は全校生徒が50名。どんどんと減っていく一方で、新しい価値発見事業を発足したそうです。稲倉地区にある空き家を100件ほど調査し、3つのランクに分けて稲倉地区に住んでもらえるように整備しています。笠岡にも神辺にも矢掛にもアクセスがよく、井原駅にも車で10分というとても便利な稲倉地区には、一昨年(2020年)には1組が移住してくれたと嬉しそうに教えてくれました。

「将来、子どもたちが大人になって、稲倉地区がどんなところだったかや、夏祭りに帰ってきて、子どものころに参加していたなぁと思い出してほしい」。山下さんが語るのは、そんな優しい願いでした。
地域に様々なコミュニティがあり、元気な方達が多い稲倉地区にも元気でキラキラ輝く人々が住んでいました。