岡山県井原市|Everybody is a star!

活動やお知らせIBARA Story

毎週金曜日の楽しみを生む温かいお弁当

毎週金曜日の楽しみを生む温かいお弁当

年々一人世帯が多くなっている芳井町。その中で、芳井町与井地区のおじいさんやおばあさんが楽しみにしているのは、毎週金曜日に子ども達が届けてくれる宅配弁当。今回は、その宅配弁当を作っている「フリースクールさとうさんち」に伺いました。

迎えてくれたのは、宅配弁当を立ち上げた佐藤さん。
お弁当を作っている「フリースクールさとうさんち」には、学校帰りの小学生から地域のおばあさんまで、様々な年代の方たちが集まっています。
毎週金曜日は宅配弁当の日。取材当日も金曜日で、みんな忙しそうに準備していました。

色々な方の知恵を借りて始めた「子ども食堂」

宅配弁当を始めるきっかけは、4年前に始めた「子ども食堂」だといいます。
もともと学童保育を行なっていた佐藤さんは、土曜学習をしてほしいと頼まれたそう。「土曜学習にくる子は、忙しい親御さんの家庭が多いから、お昼ご飯を作って少しでも手助けになれば」。そんな気持ちで色々な方の知恵を借りて始めたのが、「子ども食堂」。現在は月一回のイベントで、公民館に子どもと親御さんが集まって100食作っているのだそうです。

その「子ども食堂」も、コロナ禍の影響でお年寄りの方の来場を制限するようになりました。来れなくなったお年寄りの方達のために何かできないかと、今年10月から毎週金曜に一人暮らしのおじいさんや忙しいお母さんのために、宅配弁当を20食限定で配るようになったそうです。

子どもたちもやりがいを感じてもらえているようで嬉しい

宅配弁当は子どもが主役。地域のみんなで作り上げたお弁当を子ども達が宅配します。宅配をすることで、子ども達とおじいさん、おばあさんのコミュニケーションが生まれるのです。
最近、宅配先のおじいさんから喜びの電話がかかってきたそう。
子ども達はやりがいを感じ、地域の方には楽しみができる。とても素敵な関わり合いだと思います。

取材当日も、金曜日だけ来ているという大学生や、中学生、高校生も手伝いに来ていました。「ただいま〜!」と大きな声で帰ってきた小学生も印象的で、「フリースクールさとうさんち」に集まる様々な方たちが笑顔でお弁当作りの手伝いをしている姿は、キラキラと輝いていて素敵でした。

地域ごとでつながれば、もっと助け合いのまちになれる。

佐藤さんの活動は、小さな地域でできること。他の地域の方が自分の地域で宅配弁当をすれば、その地域ごとで繋がり、高齢のおじいさんやおばあさん、忙しいお母さんなどの助けになるのでは、と佐藤さんは考えています。

佐藤さんの思いは、シンプル。「井原市は人がよく、助け合いがあるまち。上手くいかない人たち一人一人を大切にできる、みんながとにかく喜んでくれるようなまちになってほしい」

これからも金曜日の宅配弁当を楽しみにしてくれる方が増えていってほしいと思います。


終わりに
佐藤さんのお子さんは、ケニアで卓球場を作るために頑張られているのだとか!!
親子揃ってキラキラと輝いてますね!応援しています!